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投稿日:2021.07.05

「災害・防災をもういちど自分事として考える:東日本大震災から10年、わたしたちにできること」を開催しました

2021年7月3日、公開講座「災害・防災をもういちど自分事として考える:東日本大震災から10年、わたしたちにできること」をオンラインで開催しました。

東日本大震災から10年、熊本地震から5年を迎えた今年、いま一度、地域全体で、災害・防災や被災者の心の支援について、“自分事”として考えてみることを目的として、今回の公開講座を開催しました。

小児科医、精神科医であり、震災復興に特化した「みやぎ心のケアセンター」で被災地訪問や地域支援者のスーパーバイズなどを行っている、講師の福地 成 先生から、被災者の心の状態とその支援について、また、海外での災害・事故・紛争の現場での経験について、お話しいただきました。

災害に直面したときに、人は、子どもは、どのような反応を示すのか。

時間の経過とともに、心の状態はどのように変化するのか。

支援者には何ができるのか。

時の経過や街の復興に伴い、平穏な日常が戻ると同時に、災害への備えの意識も徐々に薄れ、どうしても“他人事”のようになります。われわれは、平時には想像することしかできません。知ることで、備えることができます。緊急事態に備えて、普段から、地域で取り組むことの大切さを改めて認識する機会となりました。

新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、完全オンラインでの実施となりましたが、多くの皆さまにご視聴いただきました。

講師の福地先生、視聴くださった皆さま、関係各位に心より御礼申し上げます。

本学では今後も災害時の支援や防災について継続して考えてまいります。


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