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投稿日:2022.09.07

「さかな料理講座」(9/2)を開催しました

2022年9月2日(金)、本学の調理実習室で、「さかな料理講座」を開催しました。

これは、青森県の「若者世代に向けたあおもりの魚食普及事業」の一環で、県内の漁業者の方から直々に、県産の魚介類を使った「漁師めし」を学ぶ企画です。

講師は、陸奥湾に面した平内町土屋漁港からお越しくださった、漁師カードでも人気のホタテ漁師、田村憲士さんです。

 

ホタテをほやく田村さん

コンテナいっぱいの活ホタテ

青森中央短期大学・青森中央学院大学の学生8名と教職員が、獲れたての新鮮な活ホタテを殻からむいて(これを平内町では「ほやく」と言います)、「貝焼き味噌」の調理を体験しました。

ホタテ専用のヘラ「ほやき」でほやく学生

プリプリの新鮮なホタテ貝柱とヒモ

鍋にホタテの貝柱をぜいたくに入れ、目分量の調味料とともにサッと煮て、味噌と玉子であっという間に貝焼き味噌ができあがりました。

青森県の銘柄米「青天の霹靂」とともに、自分たちで調理した貝焼き味噌を試食しました。シンプルな材料と味付けですが、新鮮なホタテの旨味と食感で、これ以上ないご馳走です。もちろん、刺身でも、貝柱とヒモをいただきました。

ベトナムからの留学生も、青森県出身の学生も、この日の参加者は全員、ホタテの殻むきは初めてで、最初は悪戦苦闘しましたが、徐々に手つきがよくなりました。おいしいホタテ料理に、「自分でも殻つきホタテを買って調理したい」と話していました。

「漁師めし」の料理講座を通して、漁師さんと、水産振興に励んでいる県職員の方から、豊かな海に三方を囲まれた青森県の豊かな生鮮魚介類や漁業者、漁場について学びました。若者世代がおいしい「おさかな」を食べる習慣、機会が増えることで、県産水産物の知名度向上や消費拡大、漁業者の所得向上につながることが期待されます。


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