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2024年3月23日、小学生・中学生向けのイベント「ミライのおしごと体験イベント2023」を開催しました。
今回は、青森中央短期大学では「栄養士」「保育士」「介護福祉士」、青森中央学院大学では「看護師」のおしごと体験を行いました。
はじめに先生から「バランスのよいお弁当を作るには、『主食3:主菜1:副菜2』をこころがけましょう」と説明があり、参加者のみなさんは自分のお弁当を考えてみました。
お弁当を詰めるときは、「ごはん⇒大きなおかず⇒小さなおかずの順で詰めましょう」と説明があり、考えたメニューをもとに自分のお弁当箱に詰め始めました。
お弁当のおかずは主菜と副菜です。
主菜は、サケの塩焼き・ミートボール・厚焼玉子などといった、肉・魚・卵などのタンパク質が多いおかずから選びます。
副菜は、ブロッコリー・ひじき煮などといった野菜・きのこ・海藻などのビタミンやミネラルが多いおかずが準備されました。
お弁当が完成すると、できあがったお弁当を見せ合いました。
幼児保育学科の学生たちもアシスタントに入り、音に耳を澄ませるあそびからスタートしました。
前半は、リズムあそびや手をうごかしながら音楽を聴くあそびなどで楽しみました。
後半は、世界のいろいろな楽器の音色を楽しんだあと、自分のお気に入りの楽器を1つ選び、「あおもりの、春」というテーマで曲を作り、演奏会を開きました。
ツララの先から、ぽたっ ぽたっ
落ちたしずくが水たまりになったよ
ぽちゃーん ぽちゃーん
春の風がふいて
木が さわさわ ざわざわ
やわらかな雨が ふってきました
ぽつぽつ ぽつぽつ
カエルがよろこんで
ケロケロ ケロケロ
あれ、季節はずれの あられ
パチパチ パチパチ
川の水が 海へ海へと
あおもりの春は 音であふれてるね
耳をすませば カエルの声
赤ちゃんも、うれしそう
(詩 木村貴子)
参加した子どもたちは介護の現場で求められる園芸療法を体験しました。
園芸療法は、生きがいづくり、運動不足の解消、筋力低下の予防、外出機会の獲得、社会性の維持、生活能力の維持の目的で活用されています。
先生から介護の現場では、園芸は鉢を選ぶ、花を選ぶ、などが自立支援、自己決定として、利用者の生活の質(QOL)を高める活動として活用されていると説明がありました。
学生が植え替えの見本を見せた後、参加者たちは自分の好きな花を選んで植え替えをはじめました。
参加者は、学生の手ほどきを受けながら植え替えを行いました。
参加者の保護者から、つぎのような感想が聞けました。
・普段なかなかできない貴重な体験でした。
・子どもが体験に打ち込んでいる様子を見て、集中することが大切だと思いました。
・体験を通して子どもの意外性を発見できました。
参加した子どもたちは「ミライのおしごと体験イベント」をつうじて、それぞれのお仕事について学び、理解を深めることができたと思います。
今回の体験が、これからの憧れや夢へとつながってくれればと思います。
最後に、フォトスポットで”カシャ!”