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1.建学の精神

愛あれ、知恵あれ、真実あれ

2.短期大学の教育目的・学修目標・学修成果

(1) 教育目的

本学は、高度の一般教養と専門の学術技能を教授研究し、健全にして情操豊かな良識ある社会人を育成することを目的とします。

(2) 学修目標

短期大学の教育目的をもとに、短期大学の学修目標を次のように定めます。

  1. 未来を切り開いていくために、物事を複眼的・倫理的に考え、勇気をもって踏み出すことができる
  2. 多様性を尊重し、仲間とともに新たな価値を創造しながら社会の変化に備えることができる
  3. 社会・自然・芸術・情報・生命に関心を寄せ、専門分野の知識やスキルと組み合わせて、自分の力を惜しむことなく発揮することができる
  4. 一人ひとりの健康と幸せを基盤とした持続可能な社会を実現するために、主体的に学び続けることができる

(3) 学修成果

短期大学の学修目標に基づき、学修成果を次のように定めます。

  1. 倫理の重要性を認識し、物事を倫理的に判断し行動する力
  2. 多様な価値観を受け入れ、良好な人間関係を構築する力
  3. 様々な知識やスキルを修得し、それらを発揮する力
  4. 目標を達成するために、自己の能力を主体的に高める力

3.食物栄養学科の教育目的・3つの方針

(1)教育目的

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食物栄養学科は、栄養士を栄養学に関する知識や技能をツールとして社会の発展(人びとの健康の維持・増進)に貢献する専門的職業人と位置づけ、「根拠に基づきながらも対象者によりそった栄養の指導と給食の提供を実践できる栄養士」を育成することを目的とします。

(2)学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

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食物栄養学科に在学し、学科授業科目よりコモンベーシックス・リベラルアーツ合わせて12単位以上、専門科目40単位以上を含み、合計62単位以上(卒業必修を含む)を修得した者には、学科の学修目標を達成し、学修成果を獲得したものして短期大学士(食物栄養学)の学位を授与します。

学修目標

  1. 栄養士の職域・役割を自覚し、目指す進路の実現に向かって自己の研鑽に努めることができる
  2. 専門的技術や知識を追究するとともに他分野の知識を幅広く身につけ、それらを組み合わせて使うことができる
  3. 対象者の健やかな食生活の実現に向けて、科学的根拠と高い倫理観に基づき判断し、対象者と信頼関係を築き、課題の解決につなげることができる
  4. 社会情勢や食環境の変化を察知し、互いを尊重しながら多様な意見を融合させ、より良い社会を創造することができる

学修成果

①信頼される職業人として自己を成長させる力
  ①-1自己管理力

  ①-2職業倫理

②知識やスキルを活用するための力
  ②-1幅広い知識・技能、教養

  ②-2専門的知識・スキル

  ②-3情報活用能力
  ②-4論理的思考力

③相手によりそい課題を解決する力
  ③-1コミュニケーション能力

  ③-2課題解決力

④多様な人々と協働し未来を切り拓く力
  ④-1課題発見力

  ④-2より良い社会を創造する姿勢

  ④-3チームワーク

(3)教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

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食物栄養学科では、学科の学位授与の方針に掲げた学修目標を達成するために、教育課程を編成・実施し、学修成果を評価します。

編成

学科の学修目標を達成するために、コモンベーシックス、リベラルアーツ、専門科目の3つの科目群からなる教育課程を体系的に編成します。

①コモンベーシックス
コモンベーシックスは、現代の社会生活を営み、職務を遂行するために不可欠な基本的技能を身に付けるために、外国語、情報処理、キャリア設計、探究の基礎(初年次教育)の科目を開設します。

②リベラルアーツ

リベラルアーツは、建学の精神に基づく豊かな人間性の形成のために、様々な分野の基礎的知識、地域への理解とグローバルな視点、唯一の正解だけではない世界を生きていく力を育むことを目的に、人間の探究、社会の探究、自然の探究の科目を開設します。

③専門科目

専門科目は、食物栄養学の専門的知識およびスキルを体系的に身に付けるために、以下の科目を「食べ物を中心とした科目群」、「人と食べ物をつなぐ科目群」、「人・社会を中心とした科目群」、「卒業研究」に分類して、配置します。

a) 栄養士法施行規則に定める6系列(社会生活と健康、人体の構造と機能、食品と衛生、栄養と健康、栄養の指導、給食の運営)

b) a)を支える専門基礎科目および発展・応用科目、その他の資格課程としてフードスペシャリスト、フードサイエンティスト、栄養教諭(栄養に係る教育に関する科目)の資格取得に必要な科目

c) 学びの集大成としての卒業研究科目

④その他の資格課程
食物栄養学科授業科目の他に、教育職員免許状、司書および秘書士資格を取得するための教職、司書、秘書士に関する授業科目を開設します。

実施

学科の学位授与の方針に掲げた学修目標を達成するために、以下のような教育を実施します。

①知識や技術とともに専門的職業人としての態度や倫理観も重視した教育の実施
初年次教育、キャリア教育を含む教育課程全体を通して、「健康な生活を支える使命感」、「食や生命を預かる責任感」を持ち、専門職を特徴づける態度(公益性・道徳性・専門性)を意識して行動する力を涵養します。
学外での実践活動を伴う科目では、充実した事前・事後指導を実施し、職業人としての態度や行動などにも意識を高め、総合的な力を身に付けることができるようにします。
キャリア教育では、卒業後のキャリアに対する意識を向上させるとともに、キャリア支援セミナーを実施し、希望する進路の達成を支援します。

②幅広い知識やスキルの活用に向けた基礎力の獲得を目指した教育
1年前期は、大学での学修に必要な学びのスタイルの修得を目指した教育を実施します。コモンベーシックス、リベラルアーツでは、情報活用能力や論理的思考力、情報リテラシーなどの基礎を養い、また、デジタル社会に必要なICTの活用方法や数理・データサイエンス・AIの基礎を扱います。
さらに初年次教育では、学生が主体的な学修者として自立するために、プレイスメントテストや不安度調査を活用するとともに、学修ポートフォリオの目的と使い方を指導します。学生が現状を把握し、学修を計画して自己管理する力を涵養するとともに、クラスアドバイザーが中心となり学生の学びのサポートに役立てます。入学前から入学後にかけて補習プログラムを提供し、学修の基礎となる高校までの学びを補完します。
すべての授業科目を可視化した履修系統図を活用して、科目間のつながりを意識したシラバスを作成し、知識やスキルを活用する力を養う授業を展開します。幅広い教養や汎用的技能、「健やかな食をデザインするための力」、「安全で健康的な食やその情報を提供するための知識・スキル」を身に付け、組み合わせて使う力を育てます。

③他者の個性を尊重し課題解決に取り組むことのできる学生主体の教育
講義・演習・実習などの授業形態に応じて、グループワークやプレゼンテーションなどを取り入れた課題解決型の授業を実施します。これにより、他者の理解に努め、他者との意思疎通を図る力、知識・技能・態度を総合的かつ柔軟に活用して課題解決に導く力を育てます。

④地域や実社会とのつながりを重視した実践的な教育
授業科目や課外活動を通して、人や社会と積極的に関わる多様な機会を提供し、チームで協働する力、より良い社会を創造する姿勢を涵養します。
多くの科目で青森について深く学ぶ機会を取り入れ、地域への関心を高め誇りや愛着を持てるようにします(学びの青森化)。また、関連施設と連携し、身につけた知識やスキルを活用して学内の授業と現場をつなげる学びを展開します。
学びを発展・応用する機会として、選択科目の他に食育活動やレシピ開発などを中心とした課外活動プログラムを企画し提供します。短期海外留学プログラムに参加しやすい学事暦となるよう配慮し、希望者に対してプログラムを提供します。

学修成果の評価・把握

成績は、成績評価のガイドラインに従って、「S,A+,A,B+,B,C+,C,D」の8段階で客観的に評価します。また、GPA制度により学生の学修成果を把握し、学修支援などに活用します。

①主要科目習熟度証明
学修歴証明書「主要科目習熟度証明」を、各学期の成績確定後に配付します。各学期に履修した主要科目の分野ごとの習熟度や全体の中の相対的な位置を示します。

②学修ポートフォリオの活用
学修ポートフォリオを用いて、各学期における学修状況の振り返りや学修履歴の記録を促し、今後の学修計画に役立てます。学修ポートフォリオで把握した学修成果は、GPAと併用した各学期の修学指導やキャリア支援に活用します。

③栄養士実力認定試験
栄養士実力認定試験の結果(2年次12月に実施)を、学生の学修成果の評価・把握に活用します。学内基準に達しなかった学生には補習プログラムを実施し、学修成果の獲得を図ります。また、1年次終了時には学内模擬試験を実施し、栄養士実力認定試験の結果と併せて教育課程の改善に活用します。

(4)入学者受け入れの方針(アドミッション・ポリシー)

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食物栄養学科では、卒業後の自己の目標を明確に持ち、学科の学修成果の獲得に熱意をもって取り組める人を望んでいます。加えて、高等学校での学びや様々な活動に積極的に取り組んだ人を求めています。これらのことを踏まえ、食物栄養学科のアドミッション・ポリシーを以下のように定めます。入学者選抜ではアドミッション・ポリシーに基づき、受験者を多面的・総合的に評価します。

  1. 栄養学および関連領域の知識や技能を身につけ、社会の発展に貢献したい人
  2. 問題に向き合い、高等学校までの学習・経験をいかして、解決方法を考えることができる人
  3. 多様性を尊重し、互いの個性を生かして協働することができる人

4.幼児保育学科の教育目的・3つの方針

(1)教育目的

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幼児保育学科は、子どもの育ちと社会の幸福を支える専門的職業人として保育者を位置づけ、「自他に対する人間愛を土台として、より善く生きようとする子どもとその保護者の成長を支え社会に貢献する保育者」を育成することを目的とします。

(2)学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

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幼児保育学科に在学し、学科授業科目よりコモンベーシックス・リベラルアーツ合わせて12単位以上、専門科目40単位以上を含み、合計62単位以上(卒業必修を含む)を修得した者には、学科の学修目標を達成し学修成果を獲得したものとして、短期大学士(幼児保育学)の学位を授与します。

学修目標

  1. 地域社会の一員として仲間と協働し、自発的に課題に取り組むことができる
  2. 文化・芸術・自然を愛することで人間性を高め、多様な価値観を理解することができる
  3. より善い保育の実現に向けて専門的な知識・技能を活用し、子どもの発達と情操の涵養を促すことができる
  4. 子どもや保護者の心に寄り添い、社会の幸せのために学び続けることができる
  5. 必要な情報を精査し、社会に役立てることができる

学修成果

  1. 学修目標による総合的な学びを通して、8つの学修成果を獲得します。
  2. 批判的思考力:複眼的視座により物事を客観的かつ建設的に思考する力
  3. 創造的思考力:柔軟な発想で物事を捉え新しいものを創り出す力
  4. 多様性の理解:多様な価値観を通して共生の在り方を探求する力
  5. 情報活用能力:必要な情報を収集・整理・読解・評価・発信する力
  6. 省察的実践:実践と省察のサイクルを積み重ねて対象を理解していく力
  7. 表現力:感性を育み様々な形で対象に伝える力
  8. 専門的知識・技能:保育の本質と対象を理解しより善い保育を実現する力
  9. 職業倫理:保育者としての誇りと責任をもち子どもの最善の利益を追求する力

(3)教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

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幼児保育学科は、学修目標を達成できるように、教育課程を編成・実施し、学修成果を評価します。

編成

コモンベーシックス、リベラルアーツ、専門科目の3つの科目群からなる教育課程を体系的に編成します。

①コモンベーシックス
コモンベーシックスは、現代の社会生活を営み、職務を遂行するために不可欠な基本的技能を身に付けるため、外国語、情報処理、キャリア設計の科目を開設します。

②リベラルアーツ
リベラルアーツは、建学の精神に基づく豊かな人間性の形成のために、様々な分野の基礎的知識、地域への理解とグローバルな視点、唯一の正解だけではない世界を生きていく力を育むことを目的に、人間の探究、社会の探究、自然の探究の科目を開設します。

③専門科目
専門科目は、幼児保育学の専門的知識およびスキルを体系的に身につけるために、「保育の本質・目的の理解に関する科目」「保育の対象の理解に関する科目」「保育の内容・方法の理解に関する科目」「学外実習」に分類して科目を配置します。また、保育者に必要な資質を深めることを目的として認定絵本士資格、レクリエーションインストラクター資格取得に関する授業科目を配置します。

実施

学科の学位授与の方針に掲げた学修目標を達成するために、以下のような教育を実施します。

①初年次教育、プロフェッショナリズム教育
幼児保育学科の学生として必要な知識と心構えを身につけるために初年次教育を行い、入学当初から学生をサポートします。学科の特色、授業態度やマナー、ICTの活用方法など内容は多岐に渡り、充実した学生生活が送られるよう支援します。また、2年間の教育を通して、保育の専門家として成長していくためのプロフェッショナリズム教育を行います。1年次には基礎的な内容を扱う講義科目を、2年次にはグループワーク、ディスカッション等を含んだ演習科目を多く配置し、学生の専門性の向上を目指しながら、スムーズに短大生活の学びに適応できるよう配慮しています。

②学外実習と実習指導
保育士資格および幼稚園教諭二種免許を取得するための必修科目である学外実習は、本学科における学びを集約し試行する機会です。そのため、実習指導においては、学生の学力だけではなく、保育者としての基本的なマナー、大切にするべきこと(倫理観)も指導の範囲内とします。また、子どもたちと触れ合う機会をより多く持てるよう、1年生の学外実習前までの間に関連施設園での保育体験活動を行っています。2年生の本実習前に行う模擬保育では、実習に向けて実践力を高めるために現役の保育者を講師として招き、保育現場と連携した授業を展開しています。

③表現力を重視した教育活動
毎年、授業としてミュージカルを制作し学外公演を行います。子ども達の感性や表現力を伸ばすためには、保育者自身が表現する喜びとそのための技術を身につけている必要があるという考えのもと、学生の表現活動の集大成として位置づけています。音楽表現、造形表現、身体表現が一体となった総合的な表現力の向上と地域の芸術文化活動への貢献を目指します。また、教育課程に認定絵本士養成講座を開設することにより、児童文化財への理解を深め、地域で活躍する絵本の専門家としての知識・技能・感性を育成します。

④自然や子どもたちとの対話を重視した教育活動
本学敷地内には木立と小川からなるビオトープがあり、メダカやトンボ、どんぐりといった多様な生物を観察することができます。学生が地域の自然に触れる場であると同時に、関連施設の子ども達にとっても大切な自然の遊び場となっています。また、授業や実習の中でも身近な自然環境を考え体験できる場として活発に活用されており、本学科の重要な教育資源となっています。

⑤キャリア支援の充実(編入・進学の支援)
キャリア支援センターと連携し、青森県内外の教育・保育施設の説明会や見学会の実施、卒業生による講話を通じて自らのキャリアについて考える機会を設けます。保育者としての就職、本学専攻科や他大学への編入・進学等、学生が望む進路を選択できるよう支援していきます。

⑥サークル活動、課外活動の充実
本学科では週に一度、サークル、ボランティアなどの課外活動に取り組むための時間を確保しています。課外活動は学内外で子どもと関わるもの、スポーツに関するもの、地域の方や留学生と交流を図るものなど多岐にわたっています。こうした活動は、学生の日頃の学びを発展的に応用させる機会や新たな興味関心に気づく体験の場となっています。

⑦グローバル教育の推進
長期休暇を利用した短期海外留学プログラムへの参加が可能です。留学にあたって、希望者は、国際交流センターでの語学研修プログラムを受けることができます。また、協定校との連携より海外の幼児教育の実際について講話やオンライン講義を実施するなど、学園内の留学生との交流活動も行われています。日本との文化の違いに触れるグローバルな学びが充実しています。

⑧地域との連携による教育
授業や課外活動では、キャンパス内の関連施設の他、様々な地域団体や教育機関と連携しながら教育活動を展開しています。絵本の読み聞かせ活動や市内の小学校等での支援活動を通して、多くの人と交流し、専門的な視野を広げます。また、専門科目を中心に「青森」にちなんだ内容を取りあげることで、「青森」の理解を深め地域で活躍する人材を育成します(学びの青森化)。

学修成果の評価・把握

成績は、成績評価のガイドラインに従って、「S,A+,A,B+,B,C+,C,D」の8段階で客観的に評価します。また、GPA制度により学生の学修成果を把握し、様々な支援に活用します。
セメスターごとに学修歴証明書 「主要科目習熟度証明書」を配布し、科目群ごとの習熟度を可視化します。学修成果を学修ポートフォリオに随時記入し蓄積することで、2年間の成績の他、課外活動の記録や資格取得等の成果等を多面的に把握することができます。学修ポートフォリオで把握した学修成果を、学修計画の構想や学修支援、キャリア支援に役立てます。また、保育分野の模擬試験の他、カワイピアノグレードテスト等の外部テストを取り入れることで、教育課程内外において学生を多面的に評価する体制を確立しています。

(4)入学者受け入れの方針(アドミッション・ポリシー)

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幼児保育学科では、卒業後の自己の目標を明確に持ち、学科の学修成果の獲得に熱意をもって取り組める人を望んでいます。加えて、高等学校での学びや様々な活動に積極的に取り組んだ人を求めています。これらのことを踏まえ、幼児保育学科のアドミッション・ポリシーを以下のように定めます。入学者選抜ではアドミッション・ポリシーに基づき、受験者を多面的・総合的に評価します。

  1. 入学後の学修に必要な学力を有するとともに、多様な価値観を通して学びを深められる人
  2. 子どもを取り巻く社会や教育に関心があり、保育者になりたいという意志をもつ人豊かな感性と愛情をもって子どもの成長と幸せを支えようとする人

5.専攻科福祉専攻の教育目的・3つの方針

(1)教育目的

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専攻科福祉専攻は、保育士養成課程で培われた専門性に加え、介護福祉士に求められる介護の専門知識や技術を習得することにより、地域の中で本人が望む生活を支援できる能力を有した「対人支援のプロフェッショナル」の養成を目的とします。

(2)修了認定の方針(ディプロマ・ポリシー)

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専攻科福祉専攻に在学し、53単位以上を修得した者には、専攻科の学修目標を達成し、学修成果を獲得したものして介護福祉士養成課程修了証明書を授与します。

学修目標

  1. 介護福祉士並びに保育士を併せ持つ対人支援の専門職として、常に向上心を持ち、生涯にわたり自己研鑽に取り組むことができる。
  2. 介護福祉士並びに保育士としての専門的知識に加え、職業倫理と人権擁護の意識を持ち、関連領域の基本事項を理解し、多職種協働によるチームケアの重要性を理解している。
  3. 自らの価値観にとらわれることなく、利用者本人やその家族、同僚らとの円滑なコミュニケーションや的確な記録・記述ができる。
  4. 介護・福祉ニーズの複雑化・多様化・高度化に対し、修得した知識や技能を創造的に活用し、社会全体の幸せを実現するために行動することができる。

学修成果

  1. 職業倫理:介護福祉士としての誇りと責任をもち最善の介護を追求する力
  2. 専門的知識・技能:介護の本質を理解しより善い支援を実現する力
  3. 多様性の理解:多様な価値観を通して共生の理解に努め行動する力
  4. 情報活用能力:必要な情報を収集・整理・読解・評価・発信する力

(3)教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

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専攻科福祉専攻は、専攻科の修了認定の方針に掲げた学修目標を達成するために教育課程を編成・実施し、学修成果を評価します。

編成

介護福祉士養成課程の教育内容に定められる「求められる介護福祉士像」に基づいた教育プログラムをコアカリキュラムとし、社会の理解、介護、こころとからだのしくみ、医療的ケアの4つの領域からなる教育課程を体系的に編成します。

実施

保育士養成課程の学びを活かした教育プログラムを提供・実施し、保育士の専門性と介護福祉士の専門性を融合した対人支援専門職の養成を行います。さらに、学外実習においては、外部の高齢者施設や障害者支援施設等と連携することで、現場の実情に即した実践的な実習を実施します。

学修成果の評価

成績は、成績評価のガイドラインに従って、「S,A+,A,B+,B,C+,C,D」の8段階で客観的に評価します。また、GPA制度により学生の学修成果を把握し、様々な支援に活用します。多様な観点を成績評価に取り入れ、定期試験や介護実習における知識や技能の習得だけでなく、日常的な学びに対する姿勢も評価します。
また、介護福祉士国家試験の合格を目指すにあたり、前期定期試験期間に介護福祉士国家試験模擬試験(過去問題)を実施し、また後期に全国の介護福祉士養成校で一斉に実施される学力評価試験、さらに年度末に国家試験対策講座並びに業者模擬試験等を実施します。それ等の模擬試験結果を客観的な指標とすることで、学生は介護福祉士国家試験合格に向けた自身の学修成果の確認が可能となります。

(4)入学者受け入れの方針(アドミッション・ポリシー)

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専攻科福祉専攻は、学科の学修成果の獲得に真摯に取り組み、教育目的に掲げる「対人支援のプロフェッショナル」を目指す人を求めています。これらに基づき、受験生を多面的・総合的に評価し、本専攻にふさわしい入学者像を以下のように設定します。

  1. 介護福祉士並びに保育士を併せ持つ「対人支援のプロフェッショナル」を目指し、常に向上心を持ち、生涯にわたり自己研鑽に取り組む意志のある人
  2.  福祉や介護に関する諸制度や現状について学び、地域や社会のニーズ・課題の解決に挑戦できる人
  3. 自らの価値観を持ちつつ、他者の考えや心情を理解することに努め、積極的にコミュニケーションを取ろうとする人

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