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青森中央水産株式会社で2025年9月12日に開催された「2025年度青森中央水産株式会社年末商品展示会」において、本学食物栄養学科の学生が開発した「魚食普及レシピ」の発表会を行いました。
本学では、今年度より青森中央水産株式会社と連携して「魚食普及レシピ」を研究開発しています。生活様式の変化や食文化の多様化などによる魚離れが進む中、将来の担い手となる若年層への魚食普及を目的としたレシピや調理方法を研究し、開発しました。
今回発表までこぎつけたレシピは、青森の漁場でもおなじみの、イカ、タコ、ブリ、イワシ、ホタテを使った7品です。コチュジャンの効いたイカのナムルは、生と茹での2パターンを用意。タコもバターソテーとピクルスで、県産野菜と一緒に食べられる2つのレシピを考案しました。イワシは滑らかなすり身にしてあっさりとした潮汁に、青魚のブリはレモン果汁でさっぱりと味付けしたタレを絡め、ホタテはデザートのプリンとして提供しました。
発表会開始前に会場へ到着した学生たちはさっそくブースの設営を行い、魚や野菜の仕上げ調理をして試食用メニューを完成させました。展示会が始まり、会場内それぞれの展示ブースで商談が行われる中、魚食普及レシピブースにも続々と人が集まり、レシピに興味津々の来場者で大盛況となりました。
研究開発した学生たちから、「簡単においしく作れるレシピばかりなので、家でも作ってほしい」、「レシピをきっかけに、魚食が広がったらうれしい」といった声が聞かれました。