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投稿日:2025.02.05

「おさかな料理教室」を開催しました(1/31)

青森県内の漁業者を講師にお迎えして魚食を教わる「おさかな料理教室」の第4回目を、2025年1月31日、本学で開催しました。

講師は、木浪佑悦さん(山六水産)と木浪崇博さん(外ヶ浜漁業協同組合)、鈴木舞子さん(小泊漁業協同組合)、石井駿吾さん(八戸市南浜漁業協同組合)です。そうそうたる青森県の若手漁業者が、旬の新鮮な魚介類を持って、吹雪の中、青森市までお越しくださいました。

今回調理するおさかなは、イワシとホッキガイです。

丸々と太って青緑色に光る新鮮なイワシと、大きなホッキガイに、思わず歓声が挙がりました。

イワシは三枚おろし、または、大名おろしにさばきます。ホッキガイは、貝柱の部分にナイフを入れてはがすと、口が開き、身を取り出すことができます 。

講師のお手本に従って、学生たちも手際よくさばいていきます 。

さばいた後は、漁師めしの調理です。

イワシは刺身やなめろう、梅煮に、ホッキガイは刺身(生と湯通しの2パターン)や酒蒸し、卵とじ、酢味噌和えに、そしてベビーホタテの味噌汁と、豪華な食卓の完成です 。

本学ではこれまで、県内漁業者の方々にご協力いただいて、魚介調理と漁師めしを教わる講座を数多く実施してまいりました。

今回、料理教室の後に、新たな試みとして講師を囲んでの座談会を行いました 。

青森県の漁業の現状や、新鮮な魚介類を消費者・消費地へ高品質で届ける仕組み、問題点や課題、展望のほか、漁業者皆さんの普段の生活や関心事など、茶菓とともに和気あいあい、ざっくばらんにお話しいただきました。

学生たちは、どうにしたら若い世代にもっと魚食を普及させることができるか、課題解決を探りながら質問していました。

青森県は三方を豊かな漁場に囲まれ、県内各地の漁業組合でもブランド化や流通革新の取組みを推進しています。後継者不足の問題にも、今回の講師の皆さんをはじめ「あおもりウォーズ」など若手漁業者が、自ら積極的に取り組んでいます。

陸奥湾に面する青森市にある本学もまた、「あおもりの肴」を知り、若い世代への魚食普及活動を継続してまいります。

講師の木浪さんと木浪さん、浜子さん、石井さん、今回もありがとうございました。


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