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投稿日:2024.10.07

「おさかな料理教室」を開催しました(10/5)

2024年10月5日、若年層への魚食普及プログラム継続開催の効果検討を目的とした「さかな丸ごと食育」共同研究の一環で、「おさかな料理教室」を開催しました。

今回料理したおさかなは、青森県が水揚げ日本一を誇る「イカ」です。県内のスーパーでよく見かけるイカは、ヤリイカ、アオリイカ、真イカ(スルメイカ)の3種類ですが、今回は新鮮な「真イカ」を用意し、イカ刺し丼にチャレンジしました。

講師は、外ヶ浜町の漁師、木浪佑悦さん(外ヶ浜漁業協同組合)と木浪崇博さん(山六水産)です。

お2人は、県内の漁業者等が集結し「漁師自らが青森の漁業の未来を変えていく」ために今年設立した一般社団法人「あおもりウォーズ」のメンバーとして活動しています。YouTube「漁師TVまんずまんずチャンネル」に『社長』と『たかちゃん』の愛称で出演するなど、青森の漁業界を盛り上げたいと積極的に情報発信しています。

まずはイカの胴を開いて中のゴロ(内臓)をとります。胴を開くときは逆さ包丁で開きますが、キッチンバサミを使用すると簡単できれいに開けます。次に、キッチンペーパーを使って皮をむき、光にかざしてアニサキスがいないか確認します。皮をむいた身を5ミリ程度の細切りにして、イカ刺しにします。これをどんぶりに盛り付け、生卵をのせれば、漁師メシ「イカ刺し丼」の完成です。

鮮度の良いイカを使用しているので、ゴロを溶いた刺身醤油でおいしくいただけます。

イカ刺し丼の付け合わせに、同時進行でシジミ貝の味噌汁も作りました。

また、学生がイカを捌いている間、講師のお2人で残りのイカゲソを使った「イカのゴロ焼き」を作ってくれました。

食材の正しい知識と捌き方がわかれば、調理の幅も広がり、食材がより身近に感じられるようになります。

今回、イカを捌く際のポイントや生食の注意点等を漁師さんから楽しく学ぶことができ、魚食を身近に感じることができました。


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