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令和7年度青森中央短期大学公開講座「自宅でもできる!子どもすくすく親子体操」を、2025年9月20日に本学で開催しました。
今回の講座は、親子で一緒に遊びながら体を動かすことで、子どもの基礎体力を養うとともに、親と子の信頼・安心を深めることを目的に企画しました。
講師の杉村嘉邦先生は、健康運動指導士(医学博士)として、健康・保健事業のマネジメントから、指導、研究活動を精力的に行っています。簡単なストレッチや手遊び、体を使ったじゃんけんなど、杉村先生の声に合わせて、親子で次々にタスクを実行していきます。
続いて、お母さん・お父さんたちは、杉村先生の講義「子供と大人の身体的発達」で、子どもの発育や発達段階に合わせた運動や、親子体操の効果・ポイントを学びました。
一方そのころ、子どもたちは、本学幼児保育学科の学生による絵本の読み聞かせや、ハロウィンおばけのシール貼り、折り紙などで、想像力を膨らませながら、手を動かして楽しみました。
また、講座の冒頭では、学生たちが考えた幼児教育の学びを活かしたアイスブレイクで、「幸せなら手をたたこう」を歌いながら手をたたいたり足を鳴らしたり、大きくジャンプしたりハイタッチをして、みんな笑顔で体と心をほぐしました。
文部科学省が実施した令和6年度の学校保健統計調査では、青森県内の肥満傾向にある子どもの割合が、男女とも全年齢で全国平均を上回っていることがわかりました。「短命県」返上や県民の健康寿命延伸のためには、子どもの頃から正しい生活習慣を送ることが大切であると同時に、親世代のヘルスリテラシー向上も重要です。
健康課題の解決を目指し、家庭、学校、地域社会、青森県が一体となって、このような取り組みを楽しみながら継続していきましょう!