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2025年2月6日に食物栄養学科1年次の履修科目「食育実践演習Ⅰ」で、認定こども園青森中央短期大学附属第一幼稚園を見学し、子どもたちが幼稚園で過ごしている様子を観察しました。
「食育実践演習Ⅰ」は、栄養士が幼児を対象とした食育を行うために、幼児期の発達段階の理解、食育指導計画、食育教材の活用など、食育指導の基本について実践的に学ぶ科目です。
園長の赤坂裕子先生が、0歳児から5歳児の各クラスと給食調理室を案内してくださいました。
この日は、幼稚園の栄養教諭と食物栄養学科2年生の実習生による、「食物アレルギー」をテーマとした紙芝居と〇×ゲームで食育指導する場面も見学しました。
食育の内容に加えて、園児全員で活動する際の子どもや先生方の様子についても学びを深めることができました。
給食調理室では、お昼の給食に加えて、離乳食や食物アレルギー対応の給食なども提供されていることを知り、学生たちは熱心に聞き入っていました。
各クラスでは、午前中のおやつの様子や絵本の読み聞かせ、乳児へのミルクの提供など、年齢ごとの過ごし方や教室の環境構成などについて見学しました。
終了後のふり返りでは、年齢に合わせた話し方や接し方、園児が過ごす環境への配慮、一人ひとりに合わせた食事などについて多くの気づきがあったことが挙げられ、幼児期の子どもや食育についてイメージを掴むことができたようです。