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私は管理栄養士の資格取得めざして編入学を希望しました。
もともと中学校時代に野球をやっていた時に、男子と体格の差っていうのが自分でわかるようになってきて、その時に「運動だけじゃなくて食事も気をつけていかないと」と考えた時に、栄養も考えなきゃと栄養に興味を持ちました。
大学入試の時に管理栄養士を取りたくて四年制大学の方にも挑戦しましたが、ちょっと縁がなくて青森中央短期大学 食物栄養学科に入学しました。
授業の中で管理栄養士課程に編入学できることを知りチャレンジしようと思いました。
一番は青森中央短期大学 食物栄養学科で実践的な実習を経験したことで、さらに高度な知識・技術を求めにいくことができるのがメリットだと思っています。
食物栄養学科での実習は実践的なものも多く、インターンシップを通して実際の現場を知るきっかけにもなったので、自分が管理栄養士をめざしたいっていう気持ちも強くなりました。
いろんな人にアプローチができる栄養士、管理栄養士になりたいなという思いが芽生えるので、短大から編入学を経て管理栄養士を取るのもメリットがたくさんあると思います。
栄養士以外に栄養教諭二種免許、フードサイエンティスト資格とフードスペシャリストの資格試験を受験する資格を履修しました。
その中で教職が一番忙しく2年生の前期に1週間教育実習で小学校に行ってきました。
小学生が対象なので「なぜ食事が大切なのか?」とか「栄養が大切なのか?」、どうしたら「食」を楽しんでもらえるのかっていうのを考えながら実習しました。
実習を通して、いろんな対象者に栄養指導していく中で、大切なコミュニケーションや表情、話し方についても学ぶことができたので、忙しい時期ではありましたが、すごく実りある実習だったなと思っています。
研究テーマは「高校野球部におけるシーズン中の体格の現状とオフシーズンに向けた補食のアドバイス」です。
1年生の11月からスタートし、2年生の6月の教育実習・夏休みの給食管理校外実習の準備と並行して研究を進めました。
自身が野球部マネージャーだった時は、コロナの影響で補食の提供ができなかった経験から、母校の野球部員の体格のデータ収集と分析、補食についての現状把握を行い、野球選手に向けた栄養教育の教材(ポスター)を作成しました。
青森県と青森中央短期大学 食物栄養学科は2012年より地産地消弁当を共同開発しており、13回目となる今年度はイオン東北と連携し取り組みを進めてきました。
共同開発したお弁当は、私たちがレシピに込めた思いを大切にしながら商品化していただき、青森県内の「イオン」「イオンスタイル」「マックスバリュ」 合計23店舗で販売されました。
お弁当の完成披露で青森県知事を表敬訪問したり、テレビに出演し商品をPRしました。
フードスペシャリストの授業で「黒にんにく料理グランプリ」の紹介がありレシピを考案しました。
黒にんにくの料理活用を促進するために行われており、私たちのチームが考えた「黒にんにくたっぷり!れんこんのはさみ焼き」は書類審査を通過、ファイナリストとしてノミネートされました。
結果は、黒にんにくの魅力を引き出した素晴らしい料理であることが認められ特別賞を受賞しました。
学習支援センターを通じて小論文の添削をしていただき、食物栄養学科の先生方から面接練習を何度かしてもらったおかげで、落ち着いて試験に臨むことができました。
また、編入学を希望している学生向けの「編入学支援セミナー」に参加し、大学ごとの特徴や実際に編入学を経験した卒業生のお話を聞くことができました。
忙しい中でも編入学への気持ちを高めたまま編入学試験にチャレンジすることができたと思います。