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教育目的

専攻科福祉専攻は、保育士養成課程で培われた専門性に加え、介護福祉士に求められる介護の専門知識や技術を習得することにより、地域の中で本人が望む生活を支援できる能力を有した「対人支援のプロフェッショナル」の養成を目的とします。

3つの方針

1 修了認定の方針(ディプロマ・ポリシー)

専攻科福祉専攻に在学し、53単位以上を修得した者には、専攻科の学修目標を達成し、学修成果を獲得したものして介護福祉士養成課程修了証明書を授与します。

学修目標

  1. 介護福祉士並びに保育士を併せ持つ対人支援の専門職として、常に向上心を持ち、生涯にわたり自己研鑽に取り組むことができる。
  2. 介護福祉士並びに保育士としての専門的知識に加え、職業倫理と人権擁護の意識を持ち、関連領域の基本事項を理解し、多職種協働によるチームケアの重要性を理解している。
  3. 自らの価値観にとらわれることなく、利用者本人やその家族、同僚らとの円滑なコミュニケーションや的確な記録・記述ができる。
  4. 介護・福祉ニーズの複雑化・多様化・高度化に対し、修得した知識や技能を創造的に活用し、社会全体の幸せを実現するために行動することができる。

学修成果

  1. 職業倫理:介護福祉士としての誇りと責任をもち最善の介護を追求する力
  2. 専門的知識・技能:介護の本質を理解しより善い支援を実現する力
  3. 多様性の理解:多様な価値観を通して共生の理解に努め行動する力
  4. 情報活用能力:必要な情報を収集・整理・読解・評価・発信する力

2 教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

専攻科福祉専攻は、専攻科の修了認定の方針に掲げた学修目標を達成するために教育課程を編成・実施し、学修成果を評価します。

編成

介護福祉士養成課程の教育内容に定められる「求められる介護福祉士像」に基づいた教育プログラムをコアカリキュラムとし、社会の理解、介護、こころとからだのしくみ、医療的ケアの4つの領域からなる教育課程を体系的に編成します。

実施

保育士養成課程の学びを活かした教育プログラムを提供・実施し、保育士の専門性と介護福祉士の専門性を融合した対人支援専門職の養成を行います。さらに、学外実習においては、外部の高齢者施設や障害者支援施設等と連携することで、現場の実情に即した実践的な実習を実施します。

学修成果の評価

成績は、成績評価のガイドラインに従って、「S,A+,A,B+,B,C+,C,D」の8段階で客観的に評価します。また、GPA制度により学生の学修成果を把握し、様々な支援に活用します。多様な観点を成績評価に取り入れ、定期試験や介護実習における知識や技能の習得だけでなく、日常的な学びに対する姿勢も評価します。
また、介護福祉士国家試験の合格を目指すにあたり、前期定期試験期間に介護福祉士国家試験模擬試験(過去問題)を実施し、また後期に全国の介護福祉士養成校で一斉に実施される学力評価試験、さらに年度末に国家試験対策講座並びに業者模擬試験等を実施します。それ等の模擬試験結果を客観的な指標とすることで、学生は介護福祉士国家試験合格に向けた自身の学修成果の確認が可能となります。

3 入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)

専攻科福祉専攻は、学科の学修成果の獲得に真摯に取り組み、教育目的に掲げる「対人支援のプロフェッショナル」を目指す人を求めています。これらに基づき、受験生を多面的・総合的に評価し、本専攻にふさわしい入学者像を以下のように設定します。

  1. 介護福祉士並びに保育士を併せ持つ「対人支援のプロフェッショナル」を目指し、常に向上心を持ち、生涯にわたり自己研鑽に取り組む意志のある人
  2.  福祉や介護に関する諸制度や現状について学び、地域や社会のニーズ・課題の解決に挑戦できる人
  3. 自らの価値観を持ちつつ、他者の考えや心情を理解することに努め、積極的にコミュニケーションを取ろうとする人

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