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投稿日:2024.01.15

「さかな料理講座」を開催しました(1/12)

青森県「若者世代に向けたあおもりの魚食普及事業」の一環として、2024年1月12日、東奥日報新町ビルで「さかな料理講座」を開催しました。

今回のおさかなは、青森県の正月には欠かせない「ナマコ」です。

講師は、横浜町の秋田京子さんです。

秋田さんは、ホタテの養殖、商品開発、加工、販売まで手掛ける横浜町漁業協同組合の女性部「ブルーマリン」として活動しています。

「横浜なまこ」は、横浜町漁業協同組合によって出願され、地域団体商標として登録されている地域ブランドです。

横浜町周辺の陸奥湾沿岸で育つナマコは、柔らかい歯ごたえと食感が特徴で、他産地との差別化が図られています。横浜町では、地域ブランドとしての品質を守るために禁漁区域を設けたり、漁獲期間を限定するなど、徹底した資源管理を行っているそうです。

ナマコに初めて触る参加者も多く、最初は恐る恐る包丁を入れていましたが、秋田さん指導のもとで着々と調理を進めました。 

お馴染みの「なまこ酢」に調理したほか、一同驚いたものが、キムチや焼き肉のタレでナマコを炒めた料理です。秋田さんによると、地元ではバーベキューで焼いて食べることもあるそうです。まさに「漁師メシ」です。

また、この日は、横浜町のホタテもお刺身やカルパッチョにして、美味しくいただきました。

陸奥湾ホタテは、報道されているように、2023年夏の猛暑と高水温により大量にへい死し、回復の見通しも非常に厳しいと言われています。

青森県の漁業を取り巻くさまざまな課題に、漁業関係者はもちろんのこと、私たち消費者も無関心ではいられません。

今回も、青森の豊かな漁場を知り、新鮮な「あおもりのさかな」を経験することができました。

秋田さん、青森県水産振興課の皆さん、貴重な学びをありがとうございました。


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