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投稿日：2023.11.07
子どものための心理的応急処置（子どものためのPFA）1日研修を開催しました（11/5）
2023年11月5日、「子どものための心理的応急処置（子どものためのPFA）」1日研修を青森中央短期大学で開催しました 。
この研修は、災害時などに子どものこころを傷つけずに対応するためのスキル「子どものためのPFA」について学ぶ、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン公式研修です。今年9月の「紹介研修」（短時間版、オンライン開催） に続く今回の「1日研修」には、保育・子育て支援の当事者や学生など、県内各地から10名が参加しました。
講師は、福地 成 先生（東北医科薬科大学病院 精神科 病院准教授、みやぎ心のケアセンター センター長）、猿渡 英代子 先生（前 東北工業大学学生相談室カウンセラー、精神保健福祉士）のお二方です。
はじめに、専門家でなくても誰でもできるこころの応急処置「PFA」とはどういうものかを学び、PFAの行動原則「準備Preparation＋見るLook，聴くListen，つなぐLink（P+3L）」や注意すべきこと、禁忌とされることなどについて、講義をとおして理解を深めました 。
その後、グループワークやロールプレイを通して、危機的な出来事に直面した子どもたちは大人とは異なる反応を示すことや、年齢や発達段階、家庭環境や文化的背景、経験なども、子どもたちが示す反応に影響を及ぼすことなどを、身体的、実践的に学びました 。
受講者には、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン発行の修了証がそれぞれに手渡されました。
普段とは違う状況に陥り、PFAを必要とする子どもへの最初のコンタクトから、適切な支援につなぐまで、援助する側がいかに正確な知識と情報と手段をもって適切な支援を行えるか、受講者皆さんは自分事として真剣に考えながら研修を修了しました。