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投稿日:2023.12.18

「さかな料理講座」を開催しました(12/17)

青森県「若者世代に向けたあおもりの魚食普及事業」の一環で、2023年12月17日、さかな料理講座を本学で開催しました。

講師は、八戸市南浜漁業協同組合所属の漁業者、石井駿吾先生です。

氷点下の気温で本格的な冬を迎えたこの日、吹雪の中を八戸から青森にお越しくださいました。

今回のおさかなは、旬のサケです。

1尾3㎏ほどもある立派なサケを、ぜいたくに1人1尾ずつさばきました。

まず、メスとオスの特徴と見分け方を教わりました。

口先の丸みを帯びた上がメス、とがっている下がオスです。ヒレや尾の形などにもそれぞれ特徴があります。メスの腹にイクラが入っているこの時期は、オスの約3倍で取り引きされるそうです。

次に、さばき方のレクチャーです。

通常の「三枚おろし」ではなく「大名おろし」を教わりました。

三枚おろしは背と腹の両方から包丁を入れますが、大名おろしでは、片側1回の包丁で中骨から身を切り離します。骨に身が多く残る、ぜいたくなおろし方という意味で、この名となったと言われています。サケは身が柔らかいので、大名おろしが合うそうです。

身をおろした後、今度は腹から取り出したイクラの処理です。

塩を溶かしたぬるま湯で丁寧に洗い、焼き網に押し付けてほぐしました。

続いて、おろした身とイクラを使って調理をしました。

石井さんが教えてくれた今回の漁師メシは、イクラ丼、ちゃんちゃん焼き、あら汁です。

豪華な定食が出来上がり、皆、大喜びで旬の味を堪能しました。

今回も、青森が豊かな漁場であることを知り、新鮮なあおもりのさかなを堪能することができました。

石井さん、青森県水産振興課の皆さん、貴重な学びをありがとうございました。


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