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青森市地球温暖化防止活動推進員(エコサポーター)の方が来園し、年長児を対象に環境出前プログラムが開かれました。
子どもたちが楽しみながら環境問題について学ぶことができるプログラムです。
エコ先生の〝ちだまさみ〟先生からお話がありました。
「今日は、地球さんからお礼が言いたくて来ました。みんなが地球に優しくしてくれていると聞いたからです。」
「え?どういうこと?」と年長さん。
実は、第一幼稚園の年長さんは、今年地球の為にたくさんの良い事をしてきたのです!!
緑の幼年団として学園内のゴミ拾いをしたり、花育を通して一人一鉢お花を育てたり、ビオトープで生き物に優しくしたり・・・。
また、1年間を通してりんごを育てました。自分たちで育てたりんごはとっても美味しかったね♪
お花を育てたことで地球が美しくなっているし、ビオトープで生き物を大切にしてくれて、ありがとうって地球が言っているようです。
でも、悲しい事ですが、海にはお菓子の空容器やペットボトルが捨てられ、クラゲのようにゴミ袋がゆらゆら浮かんでいることがあるのです。
「いらないものだからって、ポイ捨てしてもいいのかな?」
「ダメー!!!」と一斉に子どもたち。
今日は、カルタ遊びをして、遊びながら環境についてお勉強することになりました。
このカルタは、地球のために頑張っているみんながお友達にも優しくして、みんなで協力することができる子どもなのかが分かります(⌒∇⌒)
まず、あいうえお順に並んでいるカルタをグループごとに座って見てみました。
「今、地球は、地球温暖化によって海が温かくなってきています。海が温かいと、生き物たちが住むことができなくなってしまうのです。」
と聞き、「知ってる!聞いたことあるよ!」という声も聞こえました。
エコ先生が、「このカルタを、そのままひっくり返してみましょう」と言い、やってみると・・・
むつ湾に住んでいる生き物たちが笑っていました。
「生き物たちはどんな顔をしているかな?」とエコ先生が聞くと
「ニコニコしている」
「泣いてる生き物はいない」と答える子どもたち。
「そうです。なぜ、むつ湾にいる生き物たちはみんなニコニコしているのでしょうか。」と聞くと、子どもたちは
「みんなが魚とかに優しくしているから」
「ごみをポイ捨てしていないから」
「川や海をきれいにしているから」
という答えが返ってきてエコ先生はビックリしていました(^_-)-☆
いよいよ、カルタ遊びが始まりました。
「ち」きゅうから ごみをなくせば すばらしい
「つ」かわない へやのでんきは けしましょう
「ほ」たてがい うみがあついと かわいそう
「か」まいるか みんなでジャンプ たのしそう
みんな勢いよく「はい!!!」といってカルタを取っていました。
すると・・・
地球を守るエコルくんが来てくれました(^^)/
「楽しそうな声が聞こえるから来たよ。みんなが地球の為に優しいことをたくさんしているって聞いたから会いたかったんだ。」とエコルくん♪
みんな「わあああ」と喜んでいました。
エコルくんの前で、今日やったカルタを数えてみました。
各グループで一番多い人がその場に立ち、名前と枚数を発表すると、13枚から23枚取れたという結果に!
中でも一番多かった23枚とれたお友達は、エコルくんとエコ先生の所へ♪
エコルくんに「こども地球さんになって♪」とお願いされました(^▽^)/
「これからごみ拾いを頑張ります!」と約束をしました。
最後に、みんなから感想を聞くと
「グループの中で1位を取れて嬉しかった」
「海と地球の仲間になりたいと思った」
「海の生き物が困ってたら助けてあげたい」
「海の生き物が好きだから、ごみ拾いをして喜んでもらいたい」
等、素晴らしい感想が聞かれました。
第一幼稚園のお友達は、今年一年を通して地球にとってもいいことをしました。
これからも地球の為になることをしましょうねと約束をしました。
青森市地球温暖化防止活動推進センターのみなさん、ありがとうございました。